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隣のアパートに住んでいる、おじいさん、おばあさん、若夫婦と子供2人の6人家族。 かわいい男の子2人は、物凄くやんちゃ。 おじいさんは畑仕事、お母さんはパートに出ているから、この男の子2人の面倒をみるのはおばあさん。 朝10時ごろからおばあちゃんの金切り声が響くと、 「今日も1日が始まった」と思う。
男の子2人は念願の自転車を買ってもらって、超ご機嫌。 まだ補助輪つきやけど、それこそもう、物凄い勢いで走りまくっている。 当然、おばあちゃんは着いていけない。 おばあちゃんの怒声がびんびん響く。
「ムラットおおおおお!!!、車、車よおおおお!」
「デニズウウウウウ!!そっちだめええええ!!!」
2人とも違う方向に行くので、おばあちゃんは必死。 やっとの思いで2人を一緒にさせる。 それはいいけど、今度は兄弟喧嘩が勃発。
「うわあああ〜〜〜ん!!にいちゃんのあほーーー!」 びぃいい〜〜 「あんたたち、けんかはやめなさああああいいいい!」
こんな調子が昼まで続く。 昼になったら静かになる。お昼ごはんかな? また2時ごろからやかましくなる。 おばあちゃんは、あっちこっち、ふうふう言いながら走り回っている。
いい運動だ。 ダイエットに丁度いいかも。
でも、やっぱりおばあちゃんは限界が来る。 歩道の縁に座り込んで、 「あたしゃー、死ぬ死しねない・・・。」 とぼやく。 そして、全てなげやりになる。 兄弟がどんなに喧嘩しても、
「あ〜、じゅうぶんに戦いなさい・・・。」
お兄ちゃんが弟を突き飛ばしても
「それでこそ、男よ。」
弟がびーっと泣いても、
「思う存分泣きなさい。」
・・・おばあちゃん・・・ 朝から張り切りすぎるから。
おばあちゃんは、2人に 「あんたたちがやんちゃばっかりするでしょ?おばあちゃんは、その度にあちこち走りまわって・・・だから、おばあちゃん天国行くの早いかも・・・。」 と静かに語る。
しかし、2人は、
「元気で天国へいってらっしゃあ〜〜い!バイバイ、おばあちゃん、バイバ〜〜イ!」」
と元気に返事をする。
ほうっとおばあちゃんは深いため息をつく。 おばあちゃん、遠まわしに言ってもアカンって。
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