大分前、オットちゃんはトラブルに巻き込まれ、心配した姑が寺院でお坊さんにお守りをもらってきた。
写真のがイスラム教徒用のお守り。

中にはアラビア語で色々書かれているらしい。
袋は上質の皮で、中は見れないようにしっかり縫い付けてある。
こういうところは日本のお守りと似ている。
日本のお守りも、なかに仏像がかいてあったり、文字が書いてあったりする。
でも、オットちゃんはそういった神秘的なものは信じない人なので、お守りもほったらかし。
「せっかく姑が息子のためにもらってきたものだから。」と思って、財布の中に忍ばせておいたら、怒られた。
イスラム教徒用のお守りは、心臓より下にはつけてはいけないんやって。
オットちゃんは、財布はパンツの後ろポケットに入れるから、心臓より下と言うことでアカンのだそうだ。
紐がわずらわしいという理由でその後はほったらかし。
「じゃあ、折角やから私がつけようかなー。」と言ったら、怒られた。
イスラム教徒でない者はつけたらアカンのやって。
異教徒には結構厳しいのねー。
ロザリオや十字架は異教徒が持っても特にぶちぶち言われないのに。(ま、本当はアカンのやけどさ。)
で、私用のお守りはこの、目玉のお守りなのだ。


邪気や邪悪から身を守るもの。
私は、こういうものは一切信じていなかった。以前は。
信じるきっかけというのは・・・。
ある朝、起きようとしたけど体が動かない。頭が重かったので「また風邪かな?」と思い、薬を飲んで休むことにした。
でも、一向に薬は効かない。
不思議な夢ばっかり見る。誰かが上に乗っかってるような感じがした。
起きようとしても起きられない。
でも、気持ちは「起きて、オットちゃんのとこ行かんとあかん。」と強く感じた。
必死に起きて着替えて、オットちゃんの所へ行った。
丁度、とあるおばあちゃんがオットちゃんの仕事場で話をしていた。
私が来たのを見たとたん、「こりゃー、アカン!!」と叫んだ。
なんのこっちゃ訳わからん。
椅子に座らされ、おばあちゃんは何事かぶつぶつ言い始めた。
ぶつぶつ言ってる間にも、あくびをしたり、白目をむいたりしたので、かなり怖かった。
おばあちゃんのぶつぶつが終わったとたん、今までの頭痛や体のだるさはなくなった。
おばあちゃんは、「ヨメちゃん、憑いていたからね。お払いしたよ。もう大丈夫。」という。
・・・えっ・・・。
「ヨメちゃん、目玉のお守りいつも身に付けていなさい。ヨメちゃんにはトルコ人の妬みや嫉妬を跳ね返す力がないからね。」
ひょぇえっっっ〜〜〜生霊に憑かれてたってこと?
オットちゃんは、「トルコ人の思いや念といったものは、世界中で一番強いですよ。」
おばあちゃんも、うん、うん。と頷いている。「酷い場合は死ぬこともあるからねー。」
こ、こえ〜。
もう、さっそく、以前舅が買ってくれたお守り探しました。
そういや舅も言ってたわ。「お前はこれをいつもつけていなさい。ヨメの身を守るものだからね。」って。
でも、金属があってかぶれてしまったから、そのまま使わずに箱にいれといた。
金属部分だけとって目玉をつなげる。
こんなことってあるもんなんやー。
それから、パワーストーンに懲りだした。
今のはシンプルに水晶と目玉。
でも、目玉よく割れるのよ。無理な力なんて入れてないのに・・・。
目玉が割れると、目玉が身代わりになってくれたそうな。
初めは目玉のお守りを、「なんとも奇妙なもの。」と不気味にさえ感じていたけど、もう、肌身離さずです。