2回目の一番最後に書いた、
「左側のドアが開いて・・・」
という部分、間違っていました。申し訳ないです。
小さな部屋につれられ、直ぐそばのドアを案内嬢が開けてくれて、中に入った。のが正しいです。すみません。
ここから、いよいよ手術です。
入った部屋には、巨大な機械があった。
眼鏡を外し、殆ど見えなかったので細かに覚えることが出来ませんでした。
すみません。
大きな機械の間からヌッと飛び出たベッドに仰向けになる。
頭上にはこれまた大きな機械が。
先生が「さあ、始めるよ。楽にしてね。」と声を掛けてくれた。
ちょっと体勢を整えた後、看護婦さんがアイスノンのような(私にはそう感じました。実際はもっと薄いものかもしれませんが。)
顔半分は覆うであろう真っ白で大きなテープを眼に貼り付けた。
テープを貼られた私の視界

「瞬きをしないように固定するんやな。」と思った。
看護婦さんが「アシャーバクン(下見て)」という。
メスのようなもので眼の上のテープを切っているようだった。
テープを切りながら、
看護婦さんと先生の会話が始まる。
看護婦「犠牲祭は先生は何処行かれるんですかぁ?」
先生「仕事が忙しいから無理ね。母が帰って来いってうるさいんだけど。」
看護婦「そうですよねー。私、断食開けの砂糖祭も里帰りできなかったんです。」
どったらこったら。
1人緊張しまくっている私はアホみたい。
お陰で少し緊張がなくなる。
「ユカルバクン(上見て)」今度は目の下のテープを切っている。
「ドールバクン(まっすぐ見て)」
まっすぐ見ると、テープがはがされ、視界が良くなる。
視界は狭まり、穴から外を覗いている感じ
穴が開いた障子から外を見る感じです。

次に、プラスチックのリングのようなものが視界に入った。
看護婦さんはそのリングを、目に強めに押し付けた。
眼が飛び出た感覚。
思いっきり出目にされたため、後頭部がずきずきと痛み出す。
後頭部の痛みが強くて看護婦さんに言おうかと思ったけど、どう言えばいいの??まあいいか・・・。
で我慢する。
リングを付けられて、眼球がガラス板に吸い付いたような、そんな感覚になる。

物凄く細いステンレス製のホースのようなものが視界に入る。
「眼を洗浄します。」と看護婦さんが言う。
ホースから無色透明の液体が出て、眼球を洗う。
視界は正しく、大雨の日の車のフロントガラスに滝のように流れる雨を車の中から見ている。そのものだった。
洗浄が終わり、頭上にあったライトが眼の上に持ってこられる。
異常にまぶしい。涙が出た。(感じがした。)
途端に白かった視界が真っ暗になる。
「緑色のランプと、赤いランプが見えますか?」と先生の声
「はい。」
「赤いランプを見ていてください。」というから、
必死で見ていた。

が、次の瞬間ランプが移動する。
不意打ちを喰らった様で、眼球が動く。
「眼を動かさないで!もう一度やります。」
と怒られる。
せやかて・・・。


あっそうや、小豆大くらいの緑色のランプ、これを見よう。
正解やった。
「そうそう、いい感じよ〜。」と先生が言う。
15秒くらい緑のランプを見ていたか。
「右目は終わり。」と先生の声が。
ホッと一息。
看護婦さんがリングを外し、テープをはがす。
これ、めっさ痛かった。
次は左目。
左目の時も眼が動いてしまってまた先生に怒られる。
右目に集中しすぎて、左目の集中意識がなくなってしまったから。
あと、緑のランプも見えなかった。
でも、次には緑のランプも見えて、フラップを作る為の作業である第一段階が無事に終わった。
フラップとは、角膜をミクロ単位でレーザーを当てて傷を付け、角膜を剥がしやすくするための1段階。
看護婦さんが「ゆっくりでいいですから起きてください。」という。
機械に頭をぶつけないよう、慎重にゆっくり起き上がる。
看護婦さんは「次の部屋に案内します。」といって手を取って誘導してくれた。
視界はぼやけていた。
中心が見えて、周りは白い膜が張ったように見える。

普通の視界
